先日、お客様からこんな質問をいただきました。
現在、ウクライナ戦争で株価が安定していないけれど、今は株を買うべきなのかそうではないのかが分からないわ。どうすればよいかしら?
たしかに、
- 「株価が上がっているのに、買っても大丈夫なんだろうか?」
- 「下がるのを待ってから買った方がいいんじゃないか?」
- 「どのタイミングで買い足せばいいんだろう」
などと、迷ってしまいますよね。
正直ぼくもあまりよくわかってないような…
今回の記事では、「どのタイミングで株を買い足せばいいのか」について、1つの選択肢をお伝えします。
(もちろん、これが絶対、というわけではありません)
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株価を予想することは不可能
さて、まず覚えておいていただきたいのが、
株価がいつ上がるか?下がるか?それをずっと的中させることはプロでも不可能である
ということです。
なので、私たち一般の投資家が、「いつ株価が上がるか?下がるか?」の予想はできないと割り切った方がいいかもしれませんね。
じゃあ、いつ買い足せば良いの?
それは…
一定期間で、同じ金額だけ株を買うことです。
例えば毎月1回、5万円分の株を買う、という形ですね。
ドルコスト平均法とは
先述の方法の何が良いかと言うと…
株価が高い時も、低い時も、一定の金額で買っているので、株を高い時に買ってしまうリスクを抑えることができます。
それを継続することで、最終的には株価の購入単価を低く抑えられます。
株価が低くなっている時には、購入できる株数が増えるね!
その通り。
それを何回も繰り返していれば、狙った株が成長した時には、
結果その株を安い購入単価で買えたことになっているのよ。
つまり、買う時期だけをズラして時間を分散することで、高く買ってしまう確率を下げながら株数を増やして大きなリターンを狙えるのです。
この方法は、定額購入法(ドル・コスト平均法)と言われる立派な戦略なのです。
この、繰り返し・同じ金額分購入するということがポイントで、こうすることで以下のメリットが生まれます。
- リスクを抑えることが出来るので安定して利益が出せる
- 感情を挟むことがないので心配せずに済む
- 定額で投資すればいいので、無理なく楽に投資できる
ここで間違えないでほしいのが、
同じ株数での購入ではないということよ。
同じ株数で買ってしまうと、以下のようになってしまう場合もあります。
- 株価が低い時に株数を増やせないので利益が小さくなってしまう
- 毎月出て行く金額が変わるので安心できない
- 価格が安くなったり高くなったりするので計画的に投資できない
なので、「どのタイミングで株を買い足せばいいのか分からない」と思っているなら、繰り返し・同じ金額で投資をするドル・コスト平均法を是非試してみてはいかがでしょうか?
追記:ドル相場について
いま円安が急激に進んでいるね!
米国株の買い増しにちょっと躊躇しちゃうな。
20日の東京外国為替市場で、円がドルに対し下落し、1ドル=129円台をつけています。2002年5月以来、およそ20年ぶりの円安水準です。
Yahoo!ニュースより(2022年4月20日)
ドル相場も同様に、よくある質問ですね。
これは、「何と比較しているのか」がポイントです。
果たしてこの「円安」とは、今現時点に対して円安であって、1年後にはもっと円安になっているかもしれません。
円安だからとドルの購入を控えて、もう少しドルが安くなったら購入しようと思っていたところ、さらに円安が進んでしまえば、ドルの購入を控えたことによる機会損失が生まれてしまいます。
為替相場が読めるのならば、「今が円高だから買い」などと判断ができるかもしれませんが、正直な話、為替相場を読むことは凡人では不可能です。
だからこそ、「ドルコスト平均法」で、相場などを一切気にせずに長期間で積み立てることが私たちが取りうるべき最善の方法なのです。
ドルコスト平均法ととても相性の良いほったらかし投資
実はこのドルコスト法は、私たちがお勧めしている「ほったらかし投資」ととても相性が良いのです。
「ほったらかし投資」はドル相場・株価に一切左右されないため、投資初心者の方にオススメなのです。
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