ご存じでしょうか?銀行に預けておくと資産は減ってしまうんです。
最近、スーパーに行って思うこと。
菓子パンが200円?!
私が小学生の頃は100円で買えたような。。
最近のアイスって140円とか180円とか強気な価格じゃない??
昔はアイスって100円であれば買えたような。。
毎日買い物をしていると気がつきにくいですが、
物価は年々上がっています。
本日はインフレについてお伝えします。
子どもに貯金を勧めるその前に、伝えておきたい経済の仕組みですね。
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インフレとデフレ
インフレとはモノやサービスの物価が上昇する経済現象のことです。
先程、自分の子どもの時と比較して物価の上昇をしみじみ実感していましたが、それもそのはず!
日本の物価水準は過去30年で2倍になっています。
インフレとデフレについて、イラストでみてみましょう。
(左図)
1個100円だったりんごが、例えば数日後200円になっていたとします。
今まで100円出せば買えていた菓子パンが200円出さないと買えなくなってしまった。
つまり、物の価値は上がりお金の価値は下がっています。→これがインフレ
(右図)
逆に、1個100円だったりんごが、数日後50円になっています。
りんごの価値が下がり、100円出すとりんごが2つ変えることになります。
つまり、物の価値は下がり、お金の価値が上がったと言えます。→これがデフレ
今後はインフレの見通し?
近年の安倍前首相の経済政策では、「デフレスパイラスからの脱却を目指す」と宣言し、物価上昇率2%の目標を掲げました。だから最近どんどん物の値段が上がってるんですね。
物価上昇率2%を目指すということは、毎年物価が1.02倍になっていくということです。
これを毎年続けるとどうなるか。
以下の表のように推移していきます↓
5年後には100万円の物が約10万4,000円上昇!
10年後には約21万9,000円値上がりする計算です。
菅首相も安倍前首相の経済政策を受け継ぐとしており、今後も物価は上昇は避けられないようです。
現在コロナによって落ち込んだ経済を立て直すために、政府はお金をたくさん発行し、市場にばらまきを行っています。外出を控えなければいけないということで家庭のお財布のひもは固くなっているという見方もできますが、個人的にはコロナ終息後もインフレ傾向が続くのではないかと思います。
インフレが起こると資産は減る⁈
さて、ここで思い出してみましょう。
インフレが起きるとお金の価値はどうなるかということ。さっきの図ですね。
そう、お金の価値は下がるのです。
イメージとしてはこんな感じです。
例えば今100万円を出せば買える車があるとします。
子どもが少し大きくなってから購入しようと思い、その100万円を貯金に回します。
5年後、その車が欲しいと思い、貯金していた100万円を引き出して車屋さんへ行ったとします。これください!って値段を見たらなんと110万円になっていた。
買えるはずの車が買えない。。
このように5年間、10年間の間に物の価値が上がって、お金の価値が下がることは考えられるわけです。
インフレになって一番困るのは誰だと思うかしら?
誰だろう??
正解は、現預金を持っている人よ
年間で2パーセントのインフレが起こるということは、100万円のものが1年後、102万円になるということです。
これは預けているお金が実質2パーセント減ったのと同じことになるのです。
下記のシミュレーションを見てみると、銀行に100万円を預けていた場合、10年後には「約82万円」、20年後には「約67.3万円」の価値になってしまうと算出されます。
貯金は投資と違って元本が減るというリスクがないから、一番安心って考えている人も多いですよね。
でも実はインフレによって資産が目減りするというリスクはあるのです。
リスクを回避するためにとっていた行動に、実はリスクが潜んでいるということです。
私はこの事実を知って、子どもに貯金を勧めるときには「インフレとは何か」ということと一緒に「インフレによるリスク」の部分まで伝えたいと思いました。
この先インフレになるかデフレになるかは100%予測することは不可能です。
でもこれから起こる可能性のあるインフレに備えて、対策を考え準備をしておくことは必要ですね。
個人的には、お金を銀行に預けておくだけでなく、資産運用を選択肢に入れるべきだと考えています。
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