最近、国税庁から「民間給与実態調査」というものが発表されました。
それによると、令和2年の平均給与は433万円とのこと。
このところお給料が全然増えないよ。
実は約30年間、日本人のお給料は伸びていないのよ。
30年間?!
そうなの。お給料が上がらない時代だからこそ、 給料とは別に収入を増やす方法を考えないとねいけないわ。
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1990年代から下がっている給料
国税庁が民間給与の実態を発表しました。
それによると、令和2(2020年)年の平均給与は、給料369万円+賞与65万円で433万円とのことです。
(内訳は四捨五入の関係で一桁目がずれます)
433万円を低いとみるか高いとみるかは個人の判断によるとことですが、なんと日本人の給料はここ30年間増えていないとのことです。
増えていないどころかむしろ90年代よりかも下がっているわ。
周辺国が経済成長し給与も上昇している中で、日本の給料は過去の水準のまま停滞しています。
これでは、国際的にみても競争力を失ってきていると認めざるを得ません。
値上がり続ける物価
給料は下がっているにもかかわらず、物価の値上がりは激しさを増すばかりです。
最近でも「ガソリンの値上げ」を筆頭に、多くの食料品や日用品の値段が上がっています。
買い物中にも、「えっこれも値上げしたの?」と思うことや「野菜高い、、」などと思うことはありませんか。
短いスパンでみると少しの値上げであっても、長い年月で比較するとモノの値段はかなり上がっていることが分かります。
約30年間で比較すると、値段が2倍以上になっているものもあるわ。
※インフレ(=私たちが普段買っている日用品やサービスの値段が上がること)については、過去記事に書いています。
給料は上がらない、でも物価は上がる。なかなか思うようにお金が貯まらないというのが現状ではないでしょうか。
そんな厳しい状況の中でも、やはり「お金」は必要です。
生活費はもちろんのこと、家賃や家のローン、車の維持費、教育費、冠婚葬祭のイベントごとなど。
人間生きていると、それだけでお金がかかります。
給料の水準が上がらない中、収入を増やすにはどうすればいいのでしょうか。
収入を増やすためにできること
収入を増やしたい!そう思いたったとしても、実際どのようにして収入を増やしたらよいのでしょう。
ぱっと頭に思いつくのは、以下のようなものではないでしょうか。
①勤めている会社でできること
・昇給して給料を上げる
・業績を上げてボーナスを増やす
②勤めてる会社以外でできること
・副業で稼ぐ
・昇給する?ボーナスアップを狙う?
例えそう考えたとしても、仕事を頑張ったからといってすぐに昇給ができるわけでもありません。頑張って業績を伸ばせたからといって、すぐにボーナスに反映されるわけではありません。
・では副業はどうか?
本業で時間を取られてしまって、そもそも副業をする時間を確保することが難しい。そして活かせるスキルが見つからない。そもそも何をしていいか分からない。。様々な壁にぶち当たります。
労働に時間を取られないで、特別なスキルとか要求されないで、収入を増やす方法はないのかな。
体が2つあれば、2倍の収入が得られるのに。こんな考えすら生まれてしまいますね。
そこで目を向けてほしいのが「お金そのものに働いてもらう」という考え方よ。
そう、自分の体を使って余剰に収入を増やすことが難しいのであれば、お金そのものに働いてもらったらよいのです。
お金そのものに働いてもらうとは、つまり「投資」によってもう一本別の収入源をつくるという考えです。
提案したいのは、賢い投資を実践して、労働対価として得られる収入とは別のところで収入源を確保しようということです。
成長しているアメリカに投資をしよう
収入源の確保として賢く投資をすることを提案しましたが、「投資」は日本人にはまだまだ一般化していないのが現状です。
「素人には難しいでしょ?」
「暴落が怖い」「ギャンブルみたいなものなんでしょ」
こんな印象を持っている方も少なからずいることでしょう。
実はその考え、日本で生まれて生活をしていれば自然と根付いてしまっていることなので仕方がないことなんです。
「投資」に対してネガティブになってしまう答えは、日本経済の低迷に原因があります。
以下の表をご覧ください。1990円を起点とした時の「日本とアメリカの経済の成長率の比較」を表しています。
赤いグラフ:アメリカの代表的な株価指数である「S&P500」の成長率
青いグラフ:日経平均株価の成長率
日本の経済の成長は横ばいなのに対し、アメリカのの経済はぐんっと右肩に上がりに伸びているわ。
表からも分かるように、日本の経済の成長はここ数十年間伸びていません。
このような状況では、企業に投資をして資産を増やそう!という発想にはなかなか至りませんね。
さらに、日本の昔の銀行の金利は今よりも格段によかったわけですから、多くの方が「投資より貯金」を選んできたわけです。
しかし、アメリカ人はどうでしょう。
小さい頃からお金は「貯金」するものではなく、「運用して増やすもの」と教えられて育ちます。
経済が右肩上がりの世界では、「投資」がより当たり前の感覚になっているわけです。
経済が成長を続けているのなら、安心して成長企業に投資をしようって気持ちになるね。
日本の経済が今後急激に成長するとは思えないので、だったらアメリカの企業に投資をして資産を増やしていったらいいんじゃないかしら。
投資も今では自分で選択ができる時代です。
賢く投資をしようとお伝えしましたが、成長が低迷している日本の企業ではなく、成長を続けるアメリカの企業に投資することで、安心してお金に働いてもらい資産を増やすことができるのです。
投資というものが日本人に馴染みない原因は、これまでの日本経済のバックグラウンドのせいであって、なにも個人が悪いわけではありません。
給料が増えない(増える見込みがない)今だからこそ、労働所得とは別の不労所得としての「投資」を検討してみてもよいのかもしれません。
まとめ
悲しいことに日本人の給料は、ここ30年間上がっていません。
上がらないことを悲観したくなる気持ちはあると思いますが、今後も上がらないことを想定して収入を増やすための方法を探すよい機会と受け止めることもできます。
日本人に馴染みのなかった投資ですが、今では若い人を中心に投資をする人も増えています。
投資に対して後ろ向きになっている方は、その原因の1つが日本の経済の低迷にあると割り切り、成長している国への投資を考えてみてもよいのかもしれません。
給料が上がらない今の時代だからこそ、賢く投資をして将来のために資産を増やしていきましょう。
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