投資っていうと、どんなイメージを持っているかしら?
まとまったお金がないとできないんじゃないかしら
なんかお金持ちの特権っていうイメージね
あたちは貯金箱にいっぱいお金入っているからできるね
20代、30代の方に投資の話をすると、「投資ってお金がないとできませんよね?」と、返ってくることがよくあります。なんなら「お金持ちの特権!」と思っている人もいらっしゃいます。
そんな人に知ってもらいたいのが「単利」と「複利」の話。
お金を銀行に預けたり、運用するときに知っておくべき内容なので、さっそく説明していきます。
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単利と複利
単利とは:預けた元本にのみ利息がつく仕組み。
例えば、元本100万円を年率10%で3年間運用した場合を想定し計算すると、
毎年10万円ずつ利息が付く。3年間で30万。
つまり、3年間で手元の金額は130万円なるわけです。
複利とは:
元本についた利子を次の投資にも組み入れて、どんどん元本を増やす仕組み。利息もそのまま運用に回すイメージ。
例えば元本100万円を年率10%で3年間運用した場合を想定し計算すると、
1年目に出た利息は10万円。
2年目は、得られた10万を元本の100万に足して運用するから110万×10%で、利息は11万円。
3年目は、110万運用して得られた11万を110万に足して運用するから121×10%で、利息は12.1万円。
3年間で利息の合計は33.1万円。
つまり、3年間で手元の金額は133.1万円なるわけです。
複利のほうが単利に比べて、3年間で3.1万円多く利息がつくということです。
ニワトリと卵
「ニワトリと卵」の例だともっと分かりやすいかもしれません。
1羽のニワトリを飼っていたとします。そのニワトリは毎年1つずつ卵を産みます。
その卵をすぐに食べるか、卵をかえして育てるかで、その後いくつの卵を得られるかが大きく変わってきます。
図で見てみましょう。
単利の考え:卵を食べる
ニワトリは毎年1つずつ卵を産むので、毎年1つの卵を得ることができます。
すぐに卵を食べてしまうと、ニワトリは増えません。
複利の考え:卵をニワトリに育てる
卵からかえったニワトリが卵を産み、その卵からかえったニワトリが卵を産みます。
10回20回と繰り返すと、ニワトリの数もかなり多くなりますね。
これが複利パワー!
長期運用して複利を最大限に活かす
そしてこの複利は、投資の期間が長ければ長いほど効果をもたらします。
複利の力を知るために、実際にシュミレーションしてみると面白いと思います。
今回はこちらのサイトでシュミレーションしました↓
複利と単利の違い単利と複利(1年複利)の金額の違いを求めます。keisan.casio.jp
元本100万円を年利10%、30年間運用したとすると、
単利と複利では下のグラフのように大きな差が出ます!
30年後の差額は1,350万円!!
一覧で見ると、長く運用すれば、どんどん金額が増えていくのが分かりますね!
この複利、かの有名なアンインシュタインが、「人類最大の発明だ」と言ったのも頷けます!
- 資産を運用する際は複利の力を活かそう
- 複利×長期保有で最大限の効果を得よう
若い時にこそ、複利と長期保有で資産を増やせるチャンスがあるのです。
学校でこういうことを教えてもらえていたら、最高ですね!やっぱり、お金の教育って大切です。
学校の金融教育について過去記事に書いています↓↓↓
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